走る七海ちゃんの後ろ姿を見ながら龍仁が言った。明らかにムッとしているのがわかった。
好きになったのに裏切られて、
龍仁は会いたくなかったかもしれない。
でも頭ん中にいつもいたのは事実じゃん。
本当は絶対会いたかったハズだよ。
このままじゃよくないって、
イチバンわかってるのは龍仁、自分自身のハズだよ。
「ちゃんと七海ちゃんと話してほしい。」
「は?」
「ちゃんと、話してきて。」
「断る。」
あたしに背を向け教室に戻ろうとする龍仁の腕をつかんだ。
「ちょっと待ちなよ。」
「なに。」
「逃げんの。」
「…どう意味?」
「本当は七海ちゃんと話すのが怖いんでしょ。」
「……………」
龍仁は黙っていたけど、まさにその通りなんだと思った。
「自分の中で七海ちゃんとキチンとぶつかんのが怖いんでしょ?なんて言われるんだろうって、また傷つけられたらどうしようって…ビビってんでしょ!?でもそれじゃ何にも変わんないよ。龍仁が七海ちゃんと向き合って自分の中でケリつけない限り、どうあがいたって次には進めないんだよ。」
七海ちゃんと言いたいこと言い合わない限り龍仁のトラウマはなくならない。
龍仁は
あたしに七海ちゃんを
重ねていただけなのかもしれない。
好きになったのに裏切られて、
龍仁は会いたくなかったかもしれない。
でも頭ん中にいつもいたのは事実じゃん。
本当は絶対会いたかったハズだよ。
このままじゃよくないって、
イチバンわかってるのは龍仁、自分自身のハズだよ。
「ちゃんと七海ちゃんと話してほしい。」
「は?」
「ちゃんと、話してきて。」
「断る。」
あたしに背を向け教室に戻ろうとする龍仁の腕をつかんだ。
「ちょっと待ちなよ。」
「なに。」
「逃げんの。」
「…どう意味?」
「本当は七海ちゃんと話すのが怖いんでしょ。」
「……………」
龍仁は黙っていたけど、まさにその通りなんだと思った。
「自分の中で七海ちゃんとキチンとぶつかんのが怖いんでしょ?なんて言われるんだろうって、また傷つけられたらどうしようって…ビビってんでしょ!?でもそれじゃ何にも変わんないよ。龍仁が七海ちゃんと向き合って自分の中でケリつけない限り、どうあがいたって次には進めないんだよ。」
七海ちゃんと言いたいこと言い合わない限り龍仁のトラウマはなくならない。
龍仁は
あたしに七海ちゃんを
重ねていただけなのかもしれない。


