タイミングがいいのか悪いのか…目が点になっているあたしの前に出来たてのカルボナーラが届いた。


「あ~、でもやっぱ紹介はいいや~。アンタに頼んでもめんどくさがってやってくんなそーだし。」

「おい!」


否定できないけども!


「とりあえずそのフタガミくんにヨロシク言っといて~。いただきまーす。」


そう言ってメグはカルボナーラにフォークを刺したのであたしも続くようにしてカルボナーラを口にした。



なんだか

寝耳に水ってゆうか…彼女がいたなんて、全然想像つかないや。











朝食兼お昼を食べ終えると、あたしとメグは買い物をしたり映画を見て楽しんだ。


メグと別れ、家に帰るときはもう夜の7時を回っていた。





「そっか…ひとりなんだっけ。」



ふと誰もいない静かなリビングを見て気付く。


今さらだけど…


妙に静かなリビングは、妙な違和感があって…


なんていうんだろう




寂しい



っていうのかな?




よくよく考えてみたら今までひとりで過ごすなんてなかったしな…


初めてのひとりで過ごす夜は、


変なカンジだ。