まさに「そこまでするか?」と言わんばかりの豪華商品に対するあたしの執念深さ…こわっ!
先に距離の長い男子がスタートし、その10分後…
「位置についてー…ヨーイ…」
パンッ!
ピストルの軽い音とともに一斉に1年女子がスタートした。
「じゃあゴールで会おうね♪」
「おう!頼んだ!」
スタート早々マキマキと別れあたしはひとりで走り始めた。
学校から森林公園まではホントに数100メートル。大体400メートルくらい。
なのに!
早速……
「後ろ誰もいないんですけどー!」
完全にビリ。
おまけに前にも人が見えない。
待って待って!
確かにあたし足遅いケドさ、まさかの学年ビリ!?
てかみんな速ッ!
え、コレ国際女子マラソンじゃないよね?
まぁ逆にイチバンビリはビリでプレッシャーないからいっか。
その頃公園では…
「やべー地味に俺らトップじゃね!?」
「みたいだね。」
航太と龍仁が二人並んで先頭を走っていた。
「優勝しないと…サーコに何言われるかわかんないしね…」
「マジだし!俺なんて商品やるって言ってる以上手抜いたらたぶん…ぶっ飛ばされるぞ。」
「前歯飛ぶかもね。」
「え、アイツそんな強いの?なに、総長じゃん。レディースの総長じゃん!」
「彼女ならやりかねないかもよ。」
2人でサーコの未知なるパワーにビクビクしていた。
一方、森林公園の入口付近では……
「よし、これで全員か…ったく、こんなタイミングで看板が修理中とはな……どれ、学校戻るか~。」
マラソンコースとハイキングコースが真隣りにあるためいつもなら間違えないように看板が立っているのだが、劣化が進んだために今は修理中。そのため先生がそこに立って誘導していたが、役目を終え学校に戻ろうとしているところだった。
先に距離の長い男子がスタートし、その10分後…
「位置についてー…ヨーイ…」
パンッ!
ピストルの軽い音とともに一斉に1年女子がスタートした。
「じゃあゴールで会おうね♪」
「おう!頼んだ!」
スタート早々マキマキと別れあたしはひとりで走り始めた。
学校から森林公園まではホントに数100メートル。大体400メートルくらい。
なのに!
早速……
「後ろ誰もいないんですけどー!」
完全にビリ。
おまけに前にも人が見えない。
待って待って!
確かにあたし足遅いケドさ、まさかの学年ビリ!?
てかみんな速ッ!
え、コレ国際女子マラソンじゃないよね?
まぁ逆にイチバンビリはビリでプレッシャーないからいっか。
その頃公園では…
「やべー地味に俺らトップじゃね!?」
「みたいだね。」
航太と龍仁が二人並んで先頭を走っていた。
「優勝しないと…サーコに何言われるかわかんないしね…」
「マジだし!俺なんて商品やるって言ってる以上手抜いたらたぶん…ぶっ飛ばされるぞ。」
「前歯飛ぶかもね。」
「え、アイツそんな強いの?なに、総長じゃん。レディースの総長じゃん!」
「彼女ならやりかねないかもよ。」
2人でサーコの未知なるパワーにビクビクしていた。
一方、森林公園の入口付近では……
「よし、これで全員か…ったく、こんなタイミングで看板が修理中とはな……どれ、学校戻るか~。」
マラソンコースとハイキングコースが真隣りにあるためいつもなら間違えないように看板が立っているのだが、劣化が進んだために今は修理中。そのため先生がそこに立って誘導していたが、役目を終え学校に戻ろうとしているところだった。


