葵side

朝、学校に行って毎日する事

それは、1番前の右端の席に座って神崎と笑い合っている

君の姿を見つめること。

君に関わらないでほしいと言われてから

どんだけたったのだろうかと思うがまだそんなにたっていない。

君が隣にいないだけでこんなにも一日が長い事を知った

今日もいつも通り座ってから1番前の右端の席に座る君を見る

いつものように、神崎と笑っているつもりだろうが

目が笑っていない。

悲しみにくれている。

何かあったのだろう。聞いてあげたい。

だけど、俺にはもう君と話す権利はない。

中学生の頃

君にダメもとで告白してみるとOKをもらえて

世界で1番幸せだった。