顔中が熱くなるのがわかって。

嬉しくて、泣きそうで。

2人で見つめあって照れくさく笑う。

その瞬間わたしはやっと認めざるを得なかった。

ーー陽太がすきだ。

君がくれたみずいろのヘアピンは一生の宝物になるだろう。

やっと認めた恋心。

神田への気持ちは薄れてて。

6年も残り僅かの12月。


わたしは君に恋をした。