あの頃は、君を好きになるなんて思ってなかった。
いつも心の中には彼がいたから。

「俺は二見がいい」
ほんとに?信じていいの?

「どうした?なんかあった?」
いつでも優しかったね。

気付いたら、距離が遠くて。
気付いたら、気持ちがわからなくて。
気付いたら、不安でいっぱいで。

笑った顔も、
野球をやってるとこも、
照れた顔も、
ぜんぶ、ぜんぶ

ねぇ、陽くん。
君は、わたしのヒーローでした。