ピヨピヨピヨピヨ・・・・・・。

目覚まし時計の鳥のさえずりが聞こえ、
意識が浮上する。

―――――――――・・・カチャッ。

目覚ましを止め、起き上がり背伸びをする。

ふあぁ・・・よく寝た。



きっちり閉まっている藍色のカーテンを開けると、
窓の外は晴れていてとても清々しい朝だ。


時計を見れば6時半を指している。


早々と制服に着替えて部屋を出る。


階段を下り洗面所で顔を洗い、歯を磨いてからリビングへ向かう。


「あら、おはよう。ご飯できてるよ」



「おはよう。」

そう返事をしつつ椅子に座りパンを齧る