「忘れてる?わたしの帰る場所をってことですか?」


私はくいさがった。

「ふふっ…しらないほうがいいわよ。帰る場所…探したいなら探したらいいわ。私は必ずここにいる。あなたにはまたいずれ必ず会うわ。」