「38℃…解熱剤飲んでから、2時間ちょっとかぁ…うーん、あんまり効いてないね」
真ちゃんがカルテを立ち上げて記録をつけていく。
「よし。じゃあ、検査しちゃおうかな」
その言葉と共に準備を始めた真ちゃんの動きがふと止まった。
「鼻綿棒して、梨央パニックになったりしない…よね?」
少し前に人に何かを向けられるのが怖いという症状に陥った経緯があるため、真ちゃんはそれを心配しているのだ。
「…どうだろ?でも、コホッ、採血はもう割と大丈夫だよ」
「そう、だね。うん、確かに。えっ、でもなんか怖いなぁー。過呼吸にはさせたくないし…」
真ちゃんがカルテを立ち上げて記録をつけていく。
「よし。じゃあ、検査しちゃおうかな」
その言葉と共に準備を始めた真ちゃんの動きがふと止まった。
「鼻綿棒して、梨央パニックになったりしない…よね?」
少し前に人に何かを向けられるのが怖いという症状に陥った経緯があるため、真ちゃんはそれを心配しているのだ。
「…どうだろ?でも、コホッ、採血はもう割と大丈夫だよ」
「そう、だね。うん、確かに。えっ、でもなんか怖いなぁー。過呼吸にはさせたくないし…」

