夕方にはマッキーから連絡があり、とりあえずはもう彼と顔を合わせることはないよう手続きが終わったと教えてくれた。



安心して戻って来いと言ってもらえて、少し心が救われた。



その反面、マッキーに余計な仕事をさせてしまったことを申し訳なく思う。



感謝の気持ちを伝えると、気にするなと返ってくるけれど、あとでしっかりお礼をしようと心に誓った。



復帰してから暫くは、あちらこちらでコソコソと囁かれている気もしたが、直接私に声をかけてくる人は心の優しい人ばかりだった。



「立川先生聞きました…!大丈夫でしたか?困ってることがあったら言ってくださいね!」



「うん、ありがとね」



今もまた同じ科の看護師からお見舞いの言葉をもらった直後だ。