それでも君を

「怪我してないか?」



首を縦に動かす。



私より先に…



「彼女を診てあげて」



私が視線を向ける先に痛がる彼女がいる。



「私を助けようとして…」



颯くんが近寄っていき声をかける。



「大丈夫ですか?どこか打ちましたか?」



「背中を…っ」



なにやら彼女に声をかけ、颯くんが背中を確認する。



「念のため救急で診てもらいましょう」