それでも君を

もう16時…



早く片付けて颯くんのところへ行かなきゃ。



くるっと身を翻すと同時に眩暈がした。



忙しくて疲れたのだろうか。



ふらっと身体から力が抜け、膝から崩れ落ちるような格好となってしまう。



「おっと…!大丈夫ですか!?」



咄嗟に真島先生が身体を支えてくれる。



「ごめんっ、ありがとう。大丈夫…っ」



そう言いつつ、彼との間に距離を取る。



少し拒否するような形になってしまったが、今は信頼できる人以外にあまり触られたくない。