それでも君を

「先に行って検査の準備してもらってる」



「へぇ〜。いいじゃん」



「まぁ、そこはね」



「そこは?他に何かあるのか?」



濁すような私の言い方が引っかかったようだ。



「…大した事じゃないよ」



可愛いと連呼されて困ってるなんて、そんなくだらない相談できる訳がない。



「さてと、私も行かなきゃ」



「おぅ、お疲れ」



少し不思議そうな顔のマッキーに別れを告げ、検査室へと歩き出す。



が、気分は重い。



真島先生との時間が少しずつ少しずつ、私の心に負荷をかけてきていた。