それでも君を

うっすらと目を開けると、見慣れた天井が目に入った。



体はダルく熱は下がっていないらしい。



腕には点滴が刺さっていて、病衣にも布団にも乱れはなさそうだ。



夢…?



熱のせいで悪い夢でもみたのだろうか…?



「梨央…!?」



すぐそばで真ちゃんの声がする。



「梨央、聞こえる!?」



「…真ちゃん?」