気持ちが少し落ち着いたところで、私の中にムクムクと疑問が湧きあがる。



「それにしてもさ…どうしてここにいるのが分かったのかな…?」



その疑問をマッキーに投げてみる。



診察室はたくさんある。



しかもここは普段真ちゃんが使うような場所ではない。



「あー…ごめん、それは完全に俺のせいだわ」



どこかぼーっとしていたような様子のマッキーが私の疑問に答えを差し出す。