それでも君を

身体がダルイ。



どうして私の身体はこんなにポンコツなのだろう…



もっと強くなりたい…



身体と心は繋がっている、それを証明するかのように、ネガティブな考えに段々と頭の中が支配されていく。



ガラガラガラ



負の思考に完全に飲み込まれそうになった頃、遠くの方で診察室の扉がゆっくりと開く音が耳に入り込んできた。



お陰で意識がそちらへと持っていかれる。



きっとマッキーが戻ってきたのだろう。