真ちゃんの珍しく男らしい物言いに、心臓がドキッと跳ねる。



「や、ちがっ…んっ…」



否定しようと思ったのに、再び口を塞がれ、その言葉は真ちゃんの中へと飲み込まれてしまう。



キスの雨は上から下へと降り注ぎ、首、鎖骨、胸元へと到達した。



いつの間にか私はソファーの上で押し倒され、男らしい顔の真ちゃんに上から見下ろされる格好となっていた。



「…梨央、顔赤い。」



「やっ…みないで…」



「だめだよ、見る。ちゃんと見せて。」



「もぅ…いじわる…」



そんな私の様子に真ちゃんがフッと笑う。



「可愛い。」



真ちゃんから次々と与えられる刺激に、その夜は逆らうことなく、私は素直に快楽の海へと溺れていった。