それでも君を

そのまま窓の外を眺めていると、颯くんからそんな声が聞こえてきた。



「大丈夫だと思ってた。」



今回は肺炎で入院してるわけじゃないもん。



何かあったら困るよ。



「そっか。」



使っていた聴診器を首にかけ、さすがじゃん、なんて笑いながら、お腹やら腕やらを次々チェックしていく颯くん。



「ん、おっけー。」



どうやら引っかかるところはなかったらしい。