それでも君を

「先生、ふざけてるんですか?」



冷めた視線を森谷先生に向ける。



「えー!ひどいなぁー。ふざけてないよぅ」



この発言がもう、ふざけてるようにしか…



「おーい、あんまり騒いでないで安静にしてろよー」



突然入り口方向から聞こえたのは颯くんの声だ。



「お!颯じゃん!やほー♪」



「あ、なんだ。騒いでるの森谷の方か…」



私と森谷先生の姿を捉えて、呆れ顔で颯くんがこちらを見る。