それでも君を

これだけ熱が高いと、菌が全身に回っているのではないかと心配になる。



真ちゃん血培とるとか言い出すんじゃ…



またあれか…嫌だな…



ガラッ



っ!



自分の考えに入り込んでいたところに急にドアが開いたため、ビクッとしてしまった。



「どうしたの?」



真ちゃんが不思議そうな顔でこちらを覗き込む。



「いや、なにも」



「そう…?体温計鳴った?見せて」