颯くん、私が診察苦手なの知ってるくせに!
「大丈夫。きっと上手くやれると思うよ。水沢先生は梨央の気持ちちゃんとわかってくれるはず」
なっ?と急に話を振られ、頑張ります、と返事をする水沢先生。
大丈夫って言われても…
それを決めるのは颯くんじゃなくて私だと思うけど…
「よし、じゃあ早速水沢先生に点滴入れてもらおうか」
私が黙りこんでいると、颯くんが嫌な提案を差し込んできた。
「えっ!やだよ!やらない!」
「嫌でもやります。ほら、腕出して」
私の嫌々など気にも止めず、颯くんの容赦ない言葉が飛んでくる。
そんなこと言われて自ら腕を差し出すはずもなく、見かねた颯くんにあっという間に押さえつけられてしまった。
「大丈夫。きっと上手くやれると思うよ。水沢先生は梨央の気持ちちゃんとわかってくれるはず」
なっ?と急に話を振られ、頑張ります、と返事をする水沢先生。
大丈夫って言われても…
それを決めるのは颯くんじゃなくて私だと思うけど…
「よし、じゃあ早速水沢先生に点滴入れてもらおうか」
私が黙りこんでいると、颯くんが嫌な提案を差し込んできた。
「えっ!やだよ!やらない!」
「嫌でもやります。ほら、腕出して」
私の嫌々など気にも止めず、颯くんの容赦ない言葉が飛んでくる。
そんなこと言われて自ら腕を差し出すはずもなく、見かねた颯くんにあっという間に押さえつけられてしまった。

