それでも君を

薬を飲むと、真ちゃんはまたコテッと眠ってしまった。



疲れてるんだろうなぁ…



起こさないようにそーっと寝室を離れる。



さて、私はもう少し勉強しますか!



もう真ちゃん家にも慣れたもので、我がもの顔でリビングを使う。



部屋着に着替え、コーヒーを入れて、お気に入りの場所へと腰を下ろした。



颯くんからの電話により、途中になっていた問題から取り掛かる。



えーっと、こうでしょ、ここがこうなるから…