「えー!梨央いる!」



ビックリした様子で声をかけてきたのは香織だ。



「おはよー。昨日はほんとありがとね。」



昨日はあれから、荷物を取りに一度家に寄っただけで、そのまま真ちゃん宅へ直行した。



座って勉強、なんてさせてもらえず、ベッドの上でテキストを読むことだけなんとか許してもらえた。



そして、朝も送ってもらって、今だ。



「そんなことは全然いいんだけど、大丈夫なの?」



香織の心配ももっともだ。



「全然平気!って言いたいところだけど…。これ終わったら病院へ直行することを条件に許してもらったの。」



「え、ちょっと無理しないでよ?」



昨日の様子を見ていた香織がその反応になるのは致し方ない。



「ん、ありがと。」



「それで、原因なんだったの?」



ストレートに興味津々な香織。