『おぎゃーおぎゃーおぎゃー』

私は1月1日の午前0時に生まれた。

「彩乃?産まれたかっ?」父は叫んだそうだ。
「うるっさいわね。この泣き声で分かるでしょう?
産まれたのよ。入ってきなさい。」
母は凄く棒読みで言ってきたので父は心配だったそうだ。
「もっと喜べよ……」
「凄く喜んでいるわ。」
母は思った。(まさし(父)の事よりこの子が可愛すぎるわっ!キスしたいっ!でも私はクールなの。)と。

「したら良かったのに……」私は言った
「キャラよ。キャラ。キャラ崩壊したらいけないでしょう?」ねねね?と攻めてくる母
「キャラ崩壊しても良かったんじゃ?子供すごく欲しかったんでしょう?喜んで当然でしょう。」
「わ、分かってるわよ。私だって(💢^ω^)」

(またマジレス乙なこと言っちゃったかも……)
前にもあった。クラスの男子にね

男子)「うわぁぁぁああ弁当忘れたァァああ家まで取りに行ってくるわ!」
私)「そんなこと無理でしょう?ていうか今日遠足よ?歩きよ?家に帰れるの?弁当分けてあげましょうか?」
男子)「冗談だよっ!冗談っ!マジレス乙〜。てかお前の弁当なんかいらねーよw誰もいらねーよwてか俺弁当あるしwださw」

図星だ。しかも何も言えない。言うことがない。私はこのことから学校では必要な程度でしか喋らなくなった。うちのクラスにはメダカがいる。最初は気持ち悪いと思っていたが、最近1人のことが多いので定期的に見に行っていたら、可愛く思えた。何故か。
私)「メダ子。こっち来て。」こう言えばくる。家畜的な感じかもしれない。私はメダカを飼い慣らした。

〇〇)「実乃莉ちゃんっ!またメダカとお喋り?変なのーっ!笑」
いや黙れ、と思ったが口を慎んだ。
「何か用?」
「うんまあね。実乃莉ちゃんっていつもメダカといるからメダカの事好きなのかなって、ね?」
「え?そんな事?」
「がごご、ごめんね。なんかw」
「いや、別にいいけど。メダカは普通。」
「あ、そうなのねw、ありがとう」