次の日……

またつまらない学校に行く

大学を出てるから、教えてもらわなくても、分かるんだけどね……

ギュッ!!

愛「岸!おはょ!」

『おはよ……愛元気だね』

愛「逆に元気無さすぎ!そういえばね!今日の放課後久々に2人で遊ばない?」

『2人で?彼氏さんは?』

愛「大事な仕事があるんだって」

『まぁいいよ、バイトもないし』

愛「やった!新しく出来たクレープ食べてみたかったんだ!」

大事な仕事……

こんな時に愛が遊びに誘うなんて……まさか罠?

でもそんなはずは

そんなことを考えながらも、放課後

愛「岸〜!行こ!」

『ちょっとトイレ行ってくるから待ってて!』

そう言ってわざと、カバンを起き、カバンの中に盗聴器を入れ、トイレに向かった

プルルル!プルルル!

ボス「どうした」

『コソ今、カバンの中に盗聴器を入れていて、その近くに国警の彼女がいるんです。私のコードにアクセスして、会話を聞いてください。もし私を尾行する話があれば、すみませんが』

ボス「近くの防犯カメラで、国警の位置を教えろだよな?」

『はい、それと仕事になっても抜けれなければ翼に回してください。』

ボス「分かった。」

私は電話を切り、ピアス型の通信機を、盗聴器に繋いだ。

愛「樹達こんなの辞めようよ。私岸を騙したくない」

樹「もし岸ちゃんがMOONの仲間だったら愛を利用してることになるんだよ?そんなことは辞めさせないと。それにMOONの正体を突き止めないと、人が死んじゃうし。」

愛「……分かった」

教室に全員いるのか……

私はいるのを見計らって、教室に戻った。

教室に入る前にわざと大きな音を立てた。

『愛〜お待たせ……行こうか』

愛「う、うん!!」

『コソ嘘が下手くそだな……』

私はカバンの中に、携帯を入れて、ついでに盗聴器を出した。

バキッ!

愛「なんの音?」

『床の音みたい……早く行こクレープ無くなるよ』

愛「じゃあ早く行こ!!」

私達は、急いでクレープ屋に行き、クレープを食べたり、ゲーセンに行った。

ピッ!!

ボス「まだ尾行してるぞ」

『コソこの際、MOONじゃないと言う証拠みたいなこと出来ませんかね。』

ボス「そうだな……」

ボス「あ、翼の身長何cmだ?」

『173ぐらいと思います』

ボス「じゃあ、翼にお前の格好をさせて、お前が殺してるように見えかけよう。そこをお前達がばったり会えば、お前は目撃者になるだろ?」

『分かりました、準備が出来次第連絡お願いします』

愛「岸〜!見てみて!こんなに取れちゃった!」

『上手いね、次はどこ行こうか』

愛「ん〜私ばっかり遊んでるから、岸の行きたいところ行こうよ!」

ピッ!!

ボス「準備が出来た、翼が今、○○通りの裏路地にいる。」

『コソ了解……』

『じゃあね、○○通りにある、洋服屋さん見ない?久々に服買いたいし』

愛「服か、いいね!行こ!」

それから私達は○○通りにきた……

『ねぇ、なんか聞こえない?』

愛「確かに……裏路地?行ってみよ」

私たちが行くと、翼がターゲットを殺してる真っ最中だった

愛「む、MOON!でもだって……」

翼「お久しぶりだね〜でももう行かないと!じゃあね!」

『愛、彼氏に電話しないの?』

愛「あ、う、うん!」

愛は電話をして、翼のことを教えた

私は安全のために、家に帰ってもいいと言われた。

プルルル!プルルル!

『ありがとうございます。疑いは無くなりました』

ボス「分かった。また何かあれば電話する」

『了解』

ピッ!!

プルルル!プルルル!

『なんでこいつから連絡が来るんだ……』

そこには登録もしていないのに、蓮と書いてあった

『もしもし……』

蓮「あぁ、お前今家にいるのか?」

『そうだけど……』

蓮「大丈夫か?人を殺してるところ見て、愛が心配してたけど」

『別に……大丈夫、』

蓮「そうか、またなんかあったら連絡するな」

ピッ!!

『まぁ、私生活用の携帯に掛かってきたから大丈夫か』

私の携帯は仕事用と私生活用で分けている

仕事用は、ボスや組からの連絡に使っている。

これが無くなれば私は終わりだ

お風呂は明日の朝でいいか……寝よ