「……っっ!!?///」

難波さんの手との温度差で、
自分の顔が熱い事に気づいた私は

固まってしまった……。

「………矢崎?どうした?」

「…ダメです。嫌です。
こんな難波さん、見たくないです!」

焦った私は、難波さんを転がしどけて、
外へ逃げ出した。


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「ハァッ…ハァッ…っっぅう〜!!」

階段下の歩道に出た私は、

自分でも訳の分からない涙が溢れてきて

綺麗な星空に見守られながら、

しばらく泣き叫んでいた……。