Last Message~君とみた世界~

10月2日の土曜日。

今日は楓と一緒にコスプレの買い物へ行く日。

楓は、ファッションセンス抜群だから、楓に任せることにした


「ごめん!遅なったわ!」

そう言ってやってきた楓。今日もめっちゃかわいいし、オシャレだな〜


「じゃあ行くか?」

2人で歩きながら、楓に聞いた

「ねぇ、どこ行くの?」

「んー...着いたら分かるよ!」

うん。すごく嫌な予感がするんだけど…


「着いた!」

そう言って店へと入っていく楓。

「嘘でしょ.......」

楓が入っていったのは、チャイナドレスの店。


回れ右をして帰ろうとしたら

「どこへ行くのかな?」

そう言って腕をつかまれた。


もう、逃げても無駄だと思い、しぶしぶ店へと入った。


「この子に合うのをお願いします!」

「はい。ではこちらへどうぞ」

店員さんに案内されながら、奥の部屋へと進んでいった


10分後、着替えさせられて、楓の前へ嫌々出ていく。


「あ、やっと終わったの?んもうっ早く見せなさいよ.........え?」


ぅぅー楓、固まってる...そんなに変なら言ってくれたらいいのに.....


「やっぱ、似合ってない...よね?」

「かわいい....かわいいよ桜奈...」


そんな放心状態で言われても.....


恥ずかしすぎる.....。今の私は、いつもしているメガネをとり、髪は左右でお団子。赤くて短いチャイナドレス。


ってこれじゃあ手も足も出ちゃうし、太ってるのバレるよー.....


「ねぇ...これじゃなきゃダメ?」

「ダメ!!!」

即答されてしまった

「お金は出すから、当日絶対それにしなさいよ?!分かった?」

そう言われたら、これしかないじゃん!

ぅぅーこんなん瀬戸内くんが見たらと思うと….....


ん?なんで私、瀬戸内くんには見せたくないって思ったのかな…...


私、瀬戸内くんだけに特別な感情を持ってる気がする。

他の人なら、こんなこと思わないのに…なんで?




でも、彼なら、瀬戸内くんなら何かを変えてくれる気がしたんだ。
私の中の何かを...