「心寧?」





「ん?んっ、、、!!」





廉に呼ばれ上を向くと甘い、甘いキスが降ってきた。





「んっ、、、はぁ、、、んんっ、、、。」





「なあ、心寧がこれが終わったら伝えたかったことってなに?」





えっ、、、?





あっ、、、忘れてた、、、。





「忘れてたとか言わねえだろうな?」





廉の言葉に私はふと目をそらす。





「おい。」





「、、、だってしょうがないじゃん!それどころじゃなかったんだもん!!」





だって夢愛のこともあったし、、、ね?





「で?伝えたいことは?」





「えっと、、、。」





いざとなると緊張して言えなくなる。




ど、どうしよ?




やっぱやめようかな?




今更なんか恥ずかしくなってきた。





「はやくしろって。」





も、もう言っちゃえ!




さ、さよなら私の初恋。






廉は、きれいでかわいくてナイスバディーの人が好きだから私は候補にはいらないだろうけどさ。





だけど。私は。





「私、廉が「好きだ。」





「えっ??」





???





廉今なんて、、、?





「心寧が好きだ。だから一生俺のもんでいろ。」




廉の思わぬ言葉に私は戸惑った。




廉が私を好き、、、?




「嘘だあ、、、。」





絶対嘘だよ。廉が私を好きだなんて、、、。






「嘘じゃねぇよ。ってこの状況で嘘つくやついるかよ。」





「だって、、、。」





廉ってすっごくきれいでかわいい子がすきなんでしょ、、、?




「廉ナイスバディーが好きなんでしょ?」





「は?」





「だって麗衣ちゃんが言ってたじゃん。私別にかわいくもきれいでもないもん。」





そう言いながら私は俯いた。





でも廉が言った言葉は私を幸せにしてくれるものだった。





「俺ん中では心寧が世界一かわいいんだけど?俺は心寧以外いらない。てか心寧と出会った時点で心寧にしか興味ねぇんだよ。」






そう言って笑う廉。





やっぱり私、廉が好きだ。





「で、返事は?」





そんなの。決まってるじゃん。





「う、うん!よ、よろしくお願いします!」





そう言って私は廉に抱き着いた。





やっと言えた。私の気持ち。