、、、。




私は学校の中でも一番思い出がある場所、廉と初めて出会った空き部屋にやってきた。




一番ここが落ち着く。




私たちは地下の部屋を使うから祝日でもいつでも学校に入って使うことができる。




「私、夢愛の前から消えた方がいいのかな、、、?」




だっておびえちゃうもんね。




夢愛守れなかったし会いに行く資格もないけど、、、。




「消えていいはずねぇだろ。」




ぽつりとつぶやいた言葉にまさかの返答が返ってきて私は後ろを向いた。





「れん、、、。いたんだ。」





「いたんだ。じゃねぇだろ。電話無視しやがって。」





えっ、、、?




私はあわてて携帯を見た。




ほんとだ、、、。いっぱい廉から来てる。




「気づかなかった、、、。」




「まあ、出ねぇだろうなとは思ってたけど。」




仕方ないよね、、、。だってそれどころじゃないし。




廉は微笑むと私がいる窓側まできた。