あいつを苦しみから救ってやりたい。




でもその役目は俺たちではない。




だからこそ少しでも心寧が楽になれるようにサポートしてやんなきゃいけないんだ。




俺はもう一度心寧を見てから部屋を出た。




「廉、頼んだぞ。」




心寧を苦しみから救ってやってくれ。