私はそこで気づいた。




あぁ、ずっと心配かけてたんだなって。




ずっと見ててくれたんだなって。




「実はね、、、。」




だから夢愛にぶつけた。




この気持ちを。




どうしようもできないよくわからないこの気持ちを。




そんな私の話を夢愛は黙って聞いてくれた。




「よくわからないの。廉のことでなんでこんなにイライラするのか。胸がぎゅーってなるのか。」




「そっかー。つらかったね。」




夢愛、、、。




私の話を聞いて夢愛は笑って頭を撫でてくれた。




「夢愛ー!!」




「わあ!心寧!」




そんな夢愛に私は抱き着いた。




「よしよし。」




こんな夢愛が好き。




「この気持ちは自分で気づかないと意味ないしあんま私からは何も言えないけどきっと心寧は廉くんのことが気になってるんだね。」




気になってる、、、?




「その気持ち、ちゃんと確かめるんだよ。」




「うん。」




私が返事したのに夢愛が笑ったのを見ると私はまた抱き着いた。




「夢愛大好きっ!」




私の自慢の親友。