幼馴染みじゃいられない。

「ゆ、ゆうっ...もう、いいから...」

「るな、大丈夫!?怪我しとらん!?痛いところは、!?」

「だ、大丈夫大丈夫!ぜんぜん平気!」

焦った顔をした優は、だんだん落ち着いたのかほっと胸を撫で下ろしていた。

「ごめんるな...俺、殴ってしもうた...」

自分のしたことを悪いと思っているのか、しょんぼりとする優。

「ううん、助けてくれたんだよね。ありがとう優。」

そう言うと、優はパアッと顔色が明るくなった。

「...ねぇるな。俺、るなが泣いたり傷ついたりするのいやや...。
やから、俺、るなを守る。るなのこと俺がずっと守るから!」

...そう、大好きな笑顔で言ってくれた。
その時、気づいたんだ。これが、恋なのかなって。

...いや、違う。
多分、確信に変わったんだ。
きっと、これがスキの気持ちなんだって。
私は優のことがスキなんだって。

「...うん、約束だよ?」

「へへ、約束っ!!」

指切りをした手は、ほんのり熱を帯びている気がした___。