「あぁぁ.....終わった...補習決定だ...」
「いつまで言ってんの。ほらお昼食べに行くよ」
「もー!!許してないかんね!?奢ってよね!」
「やだ。」
___散々嫌々言っていたテストも終わり、お昼の時間になった。
見事にはめられた渉と言い合いをしながら食堂へ向かうと、
「...あ、優。」
「え?」
...目線の先、人だかりの中心に、優がいた。
「人気者だねほんと。」
そう呟いた渉の声には、反応できなかった。
...昔から優の周りには自然と人がよってきた。
いつも笑顔で裏表のない優は、誰からも慕われる存在だったのだ。
男女関係なく、輪の中心にいて、...それを見るのって、ちょっとキツかったかも。
だって...この時だけ、優が遠くにいるような気がしたから。
優の隣が、奪われるような気がしたから。
「...琉南?ほらいくよ、」
ぼーっと突っ立ったままの私を見て、渉は手を引いてくれた。
「優!」
渉がそう一声かけると、周りの人は一斉にはけた。
「あ!もう2人とも遅いねん!先食べちゃったで〜?」
「食いしん坊」
「む〜ええやんかぁ!テストで頭使いすぎたねん!」
仲良く喋る2人のそばで、あちらこちらからヒソヒソ声が聞こえてきた。
『ねぇヤバくない!?1年のツートップそろっちゃったよ〜!』
『喋りやすい優もいいけど、クールな渉くんもいあよねー!!』
な、なんだツートップって.....。
そんなあだ名で呼ばれてるなんて知らなかったなぁ。
渉も人気あるんだ...。
二人とも普通に顔整ってるしな。
「琉南ー?」
「は、はいっ...!?」
「なんやねんはいてwここ座ったらえーやん!」
「あ...う、うん...」
急に名前を呼ばれたから思わず敬語になった私を見て、優はケラケラ笑いながら自分の隣を指さした。
渉は、なにか買いに行ったのかいつの間にかいなかった。
「な、これめっちゃ美味しいねん!ほら!」
「え、!?ちょ、」
むぐっ、と口に入れられたご飯。
その途端キャーっっ...!!と悲鳴に近い叫び声が聞こえた。
『い、今の見た!?あの子誰!!?』
『優くんからあーんとか羨ましすぎる〜!!』
『てか彼女?付き合ってるの!?』
あちこち駆け巡る言葉の数々にいちいち対応する暇はなかった。
だって、その後に
『でもさあの子別に可愛くなくない?w』
『わかる〜釣り合ってないよねw自覚しろよw』
...中にはこうゆうこと言う人もいるから。
別に、何言おうが自由だし、私が優と釣り合ってないこともわかってる。
だからこそ、過敏に反応しないようにしてた。
「おい、今琉南の悪口言ったやつ誰や。」
...聞いたこともないような、低い声が響いた。
「...え、」
「...お前ら?」
『え、あ、あたし達はべつにっ...』
『そ、そうだよ誤解しないでよ優くん〜!』
怒ったような素振りを見せる優に焦ったのか、女の子たちは弁解をし始めた。
「...俺、琉南の幼馴染みやから。琉南のこと悪く言ったら許さへんからな」
...そう、真剣な横顔が、懐かしく思えた。
...前もあったな、こんなこと。
___多分私が、優に恋心を抱いた日。
「いつまで言ってんの。ほらお昼食べに行くよ」
「もー!!許してないかんね!?奢ってよね!」
「やだ。」
___散々嫌々言っていたテストも終わり、お昼の時間になった。
見事にはめられた渉と言い合いをしながら食堂へ向かうと、
「...あ、優。」
「え?」
...目線の先、人だかりの中心に、優がいた。
「人気者だねほんと。」
そう呟いた渉の声には、反応できなかった。
...昔から優の周りには自然と人がよってきた。
いつも笑顔で裏表のない優は、誰からも慕われる存在だったのだ。
男女関係なく、輪の中心にいて、...それを見るのって、ちょっとキツかったかも。
だって...この時だけ、優が遠くにいるような気がしたから。
優の隣が、奪われるような気がしたから。
「...琉南?ほらいくよ、」
ぼーっと突っ立ったままの私を見て、渉は手を引いてくれた。
「優!」
渉がそう一声かけると、周りの人は一斉にはけた。
「あ!もう2人とも遅いねん!先食べちゃったで〜?」
「食いしん坊」
「む〜ええやんかぁ!テストで頭使いすぎたねん!」
仲良く喋る2人のそばで、あちらこちらからヒソヒソ声が聞こえてきた。
『ねぇヤバくない!?1年のツートップそろっちゃったよ〜!』
『喋りやすい優もいいけど、クールな渉くんもいあよねー!!』
な、なんだツートップって.....。
そんなあだ名で呼ばれてるなんて知らなかったなぁ。
渉も人気あるんだ...。
二人とも普通に顔整ってるしな。
「琉南ー?」
「は、はいっ...!?」
「なんやねんはいてwここ座ったらえーやん!」
「あ...う、うん...」
急に名前を呼ばれたから思わず敬語になった私を見て、優はケラケラ笑いながら自分の隣を指さした。
渉は、なにか買いに行ったのかいつの間にかいなかった。
「な、これめっちゃ美味しいねん!ほら!」
「え、!?ちょ、」
むぐっ、と口に入れられたご飯。
その途端キャーっっ...!!と悲鳴に近い叫び声が聞こえた。
『い、今の見た!?あの子誰!!?』
『優くんからあーんとか羨ましすぎる〜!!』
『てか彼女?付き合ってるの!?』
あちこち駆け巡る言葉の数々にいちいち対応する暇はなかった。
だって、その後に
『でもさあの子別に可愛くなくない?w』
『わかる〜釣り合ってないよねw自覚しろよw』
...中にはこうゆうこと言う人もいるから。
別に、何言おうが自由だし、私が優と釣り合ってないこともわかってる。
だからこそ、過敏に反応しないようにしてた。
「おい、今琉南の悪口言ったやつ誰や。」
...聞いたこともないような、低い声が響いた。
「...え、」
「...お前ら?」
『え、あ、あたし達はべつにっ...』
『そ、そうだよ誤解しないでよ優くん〜!』
怒ったような素振りを見せる優に焦ったのか、女の子たちは弁解をし始めた。
「...俺、琉南の幼馴染みやから。琉南のこと悪く言ったら許さへんからな」
...そう、真剣な横顔が、懐かしく思えた。
...前もあったな、こんなこと。
___多分私が、優に恋心を抱いた日。
