「ち、ちょっと渉!?何言って...」

「おーそうか!じゃあ結城と東條で決定な!」

「え、いや先生まっ...」

あまりにも適当すぎる先生を止めようとすると、
キーンコーンカーンコーン...とSHRが終わるチャイムが聞こえた。
...な、なんてタイミングの悪い...

全員で挨拶をしたところで急いで渉の方へ駆け寄る。

「わーたーるー!!!?」

「...だって、僕だけなのやだったんだもん。琉南も道連れにした方が良くない?」

「良くない!も〜集まりとか面倒臭いじゃん!」

「...優いるかもよ?」

「...え、は、な、なに急に!」

「だってアイツ催し物とか好きじゃん。はい、これで一件落着ね。」

「いやなってないから!!?」

本当に渉のこういうのんびりな考え直して欲しいんだが.....

そんな思いも虚しく、私はその後、実行委員の集まりがあることを告げられるのだった。