流されて付き合ってみたら意外と俺様でした



「さあ、布団いこうぜ」

「うん」

二人は朝方まで抱き合い内風呂に入りながらまた身体を交え眠りについた

「ん、幸?」

香澄が目を覚ますと幸太は布団にいなかった
どこいったんだろう……

香澄は浴衣を着て襖をあけると真っ暗の中幸太は腹筋をしていた
香澄は幸太の側に寄る

「おはよ」

腹筋をしている幸太の膝に香澄は乗って腹筋して起き上がった幸太にキスをした

「はい、じゃあ後100回(笑)」

「マジで?100回ちゅーしてくれる?」

「いいよ、頑張るなら」

「頑張る」

幸太は腹筋を一気にやりきった……香澄との100回キスと共に……

「お疲れ様」

幸太に抱きつく

「香澄、一緒に風呂入ろ」

「いいよ」

幸太の前に座り二人で内風呂に入る

「いつからやってたの?」

「いつだろ、覚えてない」

幸太はいつものように後ろからキスをする

「動けないからできる筋トレは限られてくるけど全くしない日っていうのは俺の中にはないんだよな、まあ昨日香澄と運動したけどさ(笑)」

幸太は香澄の腰に手を回す

「頑張ってる幸は偉いよ、大好き」

「俺も香澄が俺に飛び込んできたときから好き」

二人はお互い抱き合い二人の記念旅行は終わった




月日は流れて大学四年、幸太は部活を引退した
久しぶりにモデルに復帰した幸太は香澄と撮影を終え、一緒に幸太の家へ

二人は抱きあった後幸太は香澄にこれからのことを話す

「えっ、プロ?」

「うん、B リーグに入る、声をかけてもらって即決した、ごめん、相談もなしに決めて……」

「いやまあ、幸がやりたいことなら反対はしないけど、すごいね」

「でも、故障したら終わりだし年とったら仕事の保障もないけど体が動くまではやりたい」

「わかった、ますます会えなくなるんだね」

「極端になるかな、シーズンオフになればずっといれるし、で、これを香澄に」

「何?指輪?」

「安いけど一応婚約指輪として、受け取ってほしい」

「婚約……、早くない?」

「二年目のオフに結婚したい、子供に俺のバスケをしてるところを見せたいんだよ」

「そういうことなら……こちらこそ、よろしくお願いします」

「実はさ樹里亜が結婚するんだ、そっちが落ち着いたら香澄の家へ挨拶にいくから」

「はい」



春、五人はお墓の前にいた

「母さん、樹里亜が嫁にいくことになったよ、幸太もバスケのプロになる、家が寂しくなるよ」

「ママ、亮さんのお嫁さんになります」

「初めまして、樹里亜を幸せにします、カメラマンとして一生撮影します、写真見てください」

「母さん、バスケのプロになるよ、あんまり来れなくなるけど、香澄が来てくれるから」

「はい、報告に来ます」

亮が三脚を立てタイマーをセットしてみんなで写真をとる
桜が満開で緩やかな風が吹く……まるでお母さんが祝福してくれているようだった



End