流されて付き合ってみたら意外と俺様でした



「……こ……う……」

「自分がこんなに後悔したことはないよ、香澄は俺の女だ……」

幸太は激しく香澄を抱いた
幸太の息づかいが自分を責めてるように香澄は感じた

「ごめん、香澄、諒太はでも責められない」

「うん、幸も自分を責めないで」

香澄は幸太の中にすっぽり入り込む

「私はちゃんと幸の中にいるからね、幸がバスケ頑張ってるからモデルが出来ないんだから、モデルの幸も格好いいけどバスケやってる幸も好き、仕事として割りきるから今はバスケ頑張って」

「香澄……好き」

幸太は少し落ち着いたのか、優しいキスに変わった

「……ん……私もだよ」

「ごめん、シャワーする」

幸太は急いで部屋を出た
少しは落ち着いたかな、幸は弱気なことは滅多にいわないからなー
溜め込むとよくないよね、考えながら服を着る
だいぶ幸太の性格を理解してきた香澄だった

幸太はシャワーを浴びて部屋へ戻ってきた

「幸、水曜日さ、お昼一緒に食べない?」

「えっ?」

「毎日はお互い友達もいることだし、水曜日だけ私お弁当入れてあげる、いつも幸は家のことしてるでしょ、幸が作ったほうが美味しいかもしれないけど水曜日はなるべく一緒にいようよ」

「俺は嬉しいけどいいの?」

「うん少しでもやっぱり一緒にいれる時はいたほうがお互いがいいと思うよ、私も幸に何かしてあげたいと思ってたの」

「頑張れるかも」

幸の照れるところは初めてみた

お母さん亡くなってから甘えることも出来なくて自分でもしっかりしなきゃと思ってるんだろうね

私には甘えて欲しい
幸太は夜の練習の準備をしながら

「香澄、送っていけない、悪い」

「いいよ、練習頑張って」

二人は手を繋いで家を出た

それから幸太は社長と話をして、部活を引退するまではモデルを休むことを告げた

幸太は県の選抜メンバーに選ばれ国体にもレギュラーで出場し活躍する

香澄は亜由美が辞めたことで仕事も徐々に増えていった

「香澄、旅行に行こうぜ」

「旅行?」

「そう、付き合って一年だしさ」

「日程は?社長に早めに言わないと仕事入るよ」

「もう言ったよ、そしたら12月に入るとイベントで忙しくなるから11月中ならなんとかできるって」

「幸は休みあるの?」

「実はさ、怒んないでよ」

「何?怒るよ、さぼるなんていったら」

「ちょっとやっぱ疲労かなー、捻挫した(笑)」

「えー、笑い事じゃないでしょ」

「でさ、一週間休めって言われた、だから疲労回復の為に温泉にいかね?」

「もう、何してんのよー」

「ハハッ、やっちゃった」

「社長がいいなら幸にまかすよ、土日でいくの?」

「いや、学祭の日にいこうかなと思ってる」

「学祭?」

「うん怪我したから当番免除してくれたし、香澄はサークル入ってないし、学祭出なかったら休みじゃん、土日はちょっと顔をだして香澄とまわって、前半の木金で一泊」

「急だなー」

「親には撮影っていってさ、もう、ネットから予約した」

「はぁ、相変わらず強引、相談って言葉知ってる?」

「ん?一応(笑)」

「わかった、もう予約したし社長にもオッケーもらったのよね」

「ああ」

「仕方ないなぁ」

「やったー(笑)じゃあ予約した宿のホームページ見といて、メールで送っておくからな」

電話をきる
全く自分で全部決めちゃって幸の俺様気質は健在だな

でも、嬉しいな、旅行なんてまさか行けるとは思わなかったし

幸からメールが届く
温泉の効能なども書いてあった

ちゃんと調べてるんだ、でもあまり出歩けないよね、紅葉狩りとか無理かな

レンタカー調べよっと私の行きたいとこも考えとかなきゃ幸だけにまかしてもね



旅行当日幸太の家の最寄り駅で待ち合わせ電車で温泉町へいく

「ねえ、幸、駅近くにレンタカー借りれるとこあるから借りて旅館までと観光も行こうよ」

「まあなるべく歩かないほうが助かるけど……香澄の運転大丈夫?」

「初心者マーク持ってきたよ(笑)」

「じゃあ運転手さん、お願いします」

「(笑)まかせてください」



無事?旅館に到着した
二人は部屋に通され荷物を置いてお茶を飲む

「どこか行くとこ考えてるの?」

「いや、香澄を抱くことしか予定はないけど(笑)」

「何なの、旅行の意味ないじゃん、それなら家だっていいわけだし」

「部屋に内風呂で温泉ありだからこの部屋とったんだぜ」

「そんなのずっと入浴してたらふやけちゃうよ、あまり歩けないと思ったからレンタカー借りようって思ったの、どこか出掛けようよ」

携帯で検索始める

「足の具合はどうなの?階段ないほうがいい?」

「階段は降りる時に体重かかるからな、ないにこしたことはないけど」

「んーと、じゃあここは?」

幸太に携帯見せる

チュッ

幸太がいきなりキスしてきた

「びっくりした、話してる時にしないでよ、いつも突然なんだから舌噛みそうなんだよ(笑)」