「何で?」
携帯をポケットから出す
連絡ははいってなかった
「香澄ちゃん、手洗って幸太の相手してあげて(笑)」
「はい」
「今日、お墓で偶然会ったんだよ」
「今日……25日か」
「本当は明日行く予定だったんだけど午後から休講になったから行ったの、そうすれば明日幸の練習見れるでしょ」
「部屋行こう、話したい」
幸太は香澄を引っ張って二階に連れていく
幸太は服を脱ぎ始めた
「何脱いでるの?」
「香澄を抱くために」
「駄目よ、お父さんいるし、あたし今できない日だし……」
「えーーー」
「声が大きい」
幸太は上半身裸のまま香澄に抱きついて、激しくキスをする
「ん、ちょっと優しくして」
「わかった」
ゆっくり舌を入れていき二人は息を合わすように呼吸をあわせる
唇を合わせたままベッドに横になり幸太は香澄をぎゅーっと抱き締めた
「やべえ、キスも止まんねぇ」
一言つぶやいてからまた、キスを上から落とす
最初は優しかったキスも幸太は我慢できなくなり香澄の身体をむさぼるようにキスをしていく
「ちょっと幸、あたし土曜日撮影だから跡はつけないで」
幸太はキスを止めた
「三日で消えない?」
「わかんないけど幸はあんまりつけないから、でもお互い仕事のことわかってるからつけないんだろうなと思ってたけど、そこまで吸われるとついちゃうよ、だからやめよ」
幸太は起き上がって香澄をおこしてくれた
香澄を自分の前にすっぽり座らす、久しぶりだが二人のいつものスタイルだ
後ろから香澄の肩に頭を置き
「はあ、会いたかった~」
「ねー私も同じ大学行ったのにこんなに会えないとは思わなかったよ」
「悪い……俺がバスケの仲間を優先させてたから……香澄には寂しい思いさせたな、会わせると絶対奏多とか話しかけてくるしヤキモチやくのも友達に見られたくなくて、でも、そろそろ限界だった、母さんが会わせてくれたのかなー」
「お父さんも同じこと言ってた、さすが親子(笑)」
「みんなにぜーったい香澄に手だすなよって言うから水曜日練習終わってから会おう」
「じゃあ、明日終わるまで待っとけばいい?」
「うん、ちゃんと今の仲間に紹介する、だいぶ部にも慣れたし、遠征でもちゃんとみんなに話したし、香澄の事雑誌で見て知ってる奴もいた、釘さしといたから………香澄……」
幸太は後ろからいつもの顎引き寄せるキスを何度もしてくれた
下から声がかかり二人は夕食を食べる
「いただきまーす」
香澄は大きくカプッとかぶりついた
もちろんクリームコロッケなので中は熱々
「熱っ」
「(笑)香澄は相変わらずだな、揚げ物だぞ」
「ナイフとフォークにすればよかったかな?」
「大丈夫です、おいひいです」
「たくさん作ったから家の人にも食べてもらって」
「はい」
「今度のクリスマスはさ、父さんの店で食事でもするか?香澄」
「まだ夏前なのに……それに大学生が行くようなお店じゃないんですよね?」
「まあ、あまり若い人は来ないかな」
「ほら、贅沢だよ~、特別な日とかに行こうよ、お酒飲めるようになってからとか」
「じゃあ、二十歳の記念とかにしよう」
「それならいいよ」
「幸太はわがままだから苦労してないかい?一人でいると自分のペースに持っていくところがあるからね、そういうところは心配の種なんだ、樹里亜なんか特にそうだから……」
「最初は思いましたけど言ったらちゃんと聞いてくれるので私も言うようにしてます」
「香澄は俺のそういうところも好きなんだよな」
「あー、そういって口にだすのは嫌なところなんで注意します」
「スミマセン」
「幸太は香澄ちゃんに頭があがらないんだな(笑)」
「惚れた弱みだよ」
「そんなこといったら私わがままになるから……対等で、今日樹里亜さんは?今日午前だけだったよね」
「旅行いった、明日休みだから、男と」
「えっ、樹里亜さん彼氏いたんだ、あんなに忙しいのに」
「慣れたら上手く息抜きできるし、香澄も余裕ができるようになるよ」
「相手は?あっすみませんお父さんの前だからやめとくね」
「もう、挨拶には来てるから大丈夫だよ、樹里亜もいい年だしいつ嫁にいってもおかしくはないからね」
「相手はカメラマンの亮さんだよ」
「えーーー亮さんて年いくつ?」
「もう、30は越えてるはず」
「年の差カップルだー」
「まあ、連れてきたってことは考えてるんじゃないかな、そのうち仕事のスケジュール調整できたら結婚するだろ、香澄が忙しくなるけどな」
「なんで私?」
「亜由美さんの話し方はレポーターは無理だから」
「あー成る程、樹里亜さんにはもっと頑張ってもらわないとだね」
「食べたら車で送っていくよ」
「はい、ありがとうございます」
香澄の家にクリームコロッケと共に着いたのは夜の9時をまわっていた
「じゃあ、明日な、また」
「うん、おやすみなさい」



