奥へと進む度、どこか静かで寂しい空気に包まれた。 なんか怖いな……― それでも進む足は止まらなかった。 すると、長い廊下の突き当たりに教室があった。 「へーこんなとこに教室なんてあったんだ〜」 ガラガラ― 美優は特に何の抵抗もなく、その扉を開けた。 美優の目に広がったのは、何とも言えない…汚く、殺風景な世界があった。 しかし、その真ん中には真っ赤なふたり掛けのソファーがあった。 そう、全くその場に不似合いな真っ赤なソファーが……