皐月「うそ……ごめん。」

夕「別に……もう吹っ切れたつもりでいるし、
平気だよ」

皐月「咲は知ってるの?」

夕「知ってる、知ってて俺を好きだと
言ってくれた、けど俺は忘れられなくて振った」

皐月「私…酷いこと咲に言っちゃった…」

夕「酷いこと?」

皐月「うん…、私春が好きだったじゃん?
んで咲から何も言ってくれなくて、
余計ムカついてさ、春を利用するな
夕に当たりまくれみたいなこと言って。
んで、咲さ夕のこともう忘れなきゃって」

夕「そんなことあったんだな…
大丈夫、皐月だけじゃない
俺もほとんど2人の事聞いてないし」