『...あのさぁ! 嫌だって、言ってるよね?
あんた耳あんの?聞こえてる? しつこいのよ。
どっかで女拾ってきてそいつを姫にすればいいでしょ? 無理やりここまで連れてきて、その上無理やり姫にまでしようとしてんの? ふざけないで。
私の!私の居場所はぁ! ハァハァ。』


そこまで勢いに任せて言って、正気に戻った。
––私の居場所は、〇〇だけだ。
なんて、言えるわけがない。言ってはいけない。


みんな、呆気に取られたような顔で見つめてくる。
それはそうだ。 さっきまで笑みを絶やさず浮かべていた私が、無表情でいるのだから。


ここにいても時間の無駄だ。
気分が悪い。 これは今日暴れてしまうかも。


『話は終わり。 気分悪いし帰る。』