亜「何故だ。」


理由?
私の居場所は、あそこだけ。
ほかの場所なんて、いらないの。


『いや。だからよ。絶対に姫にはならない。』


亜「ダメだ。 姫になれ。」


なんて俺様なんだろ。
いやだと、言っているでしょう?


「なれ」


『いやよ。』


「お前がなんと言おうと、ここの姫にする。」


ああ、苛々する。
いやだと、言っているのに。 煩いな。


心が、冷えていく。 スゥーっと、冷えていく。
顔からつくった表情が、抜けていくのを感じる。