智洋に挨拶をすると、誠太と並んで倉庫のバイク置き場に行った。


誠「バイク乗れないよね?」


とスマートに私を抱き上げバイクに乗せてくれた。
誠太のバイクは、落ち着いたあまり派手ではないけど、改造された黒のバイクだった。


誠「じゃあいくよー」


誠太のお腹にしっかり腕を回して抱きつくと、亜蓮とは違う穏やかな花の匂いがした。


ブロロロロロ ブロン ブロン!!

誠「ねぇ!華ちゃん!ちょっと寄り道するね!!」


そう言って勢いよく誠太はバイクを走らせた。誠太は穏やかそうな見た目にそぐわずバイクの運転が荒いようだ。