「.....おせぇ。」


ものすごく不機嫌そうな亜蓮がいた。
朝なのに全然爽やかじゃない。


「いくぞ。」


そう言ってまた私を抱き上げバイクに乗せた。


前にまたがる亜蓮に抱きつくと、懐かしいにおいがした。


『ねぇ、亜蓮。 このにおい––』


〇〇と同じにおいがする。