返事をして一階に降りると、お母さんとお父さんとおにいが揃ってリビングの椅子に座っていた。


何か大事な用なんだろうと思って、黙って私も椅子に座った。


父「花夜。話は聞いた。潰すんだろう?橋本たち死月を。」


『うん。潰す。』


父「そうか。父さんたちも協力しよう。だがな、無理はするんじゃないぞ。」


『ありがとう。』


そう答えると、三人ともが眉根を寄せた。無理をするな、そう言われたけど返事をしなかったからだろう。