え......?


『まさか、橋本は、捕まってなかったのか?』


無意識に声が低くなっていく。
月華のときの、私になっている。


「ああ。 組の力で逃れたんだと思う。 アノトキに負わせた傷が治った今、復讐をしてくるだろうな。」



『.....分かった。 調べてみる。 陽くん、白蘭のみんなに先に帰るって言っておいて。』


私は帰って街で情報を集めないと。


もう二度と、傷つけさせない。