え……? なに、いまの。 一瞬何を言われたのかがわからなくて、ゆっくりと頭の中で再生させる。 もしかしてもしかしなくても、心配、してくれたんだろうか。 私が中学の頃に修学旅行休んだから? 体調に気をつけろとか、そういう……? まさか颯太にそんな心配を向けられる日が来るだなんて思ってもみなかったから、私はしばらくその扉を見つめたまま固まってしまった。 ……わ、やばい。 あんなにそっけない心配の仕方は他にないのに、それでも嬉しいって思ってしまう。 ずるい。……ずるい。