それに颯太がいれば、いつもみたいに憎まれ口のたたき合いになるだろうし、男子とのかかわりもないはず……だよね。
こういうときに颯太の存在に感謝するのは、やっぱり不本意ではあるけど。
「あ、じゃあ決まりね。よろしく、篠原さん、沢野さん」
ニコリと笑う須藤くんは、なんだか雰囲気が落ち着いてるな、なんて勝手に印象を持つくらい余裕のありそうな人。
「あと2人だよね。どうしようか、颯太」
「さぁ。そこらへんの女子でいいんじゃね?」
「りょーかい」
勝手に他のメンバーも見つけてきて、あっという間に6人班の完成。
あとの2人には同じクラスの斉藤小春(さいとうこはる)ちゃんと荒川桜(あらかわさくら)ちゃんが入ってくれて、ひとまず班決めは無事に終了した。



