ケラケラ笑う彼女たちの横で、恥ずかしそうに笑っている胡桃。
そんな胡桃の姿に、思わず目を見開いた。
胡桃が、女の子と楽しそうに笑っている。
昨日の今日でのこの大きな変化に、驚きと喜びを隠せなかった。
「胡桃ね、昨日頑張ってみたの……っ!」
彼女たちが離れていったところで、胡桃は嬉しそうに話してくれた。
それは、昨日私がずっと心配していたこと。
今までの胡桃の女子との付き合い下手を知ってるからこそ、私がいない昨日を胡桃がどう過ごしていたのか気が気じゃなくて。
でも。
「茜ちゃんがいなくてすっごく不安だったんだけどね。勇気を出して小春ちゃんたちに話しかけてみたの。ほら、修学旅行で同じ班になるし」
私に楽しそうに話してくれる胡桃の顔を見たら、どうやらそれは余計な心配だったらしい。



