恋の宝石ずっと輝かせて2

「さて、後は、お前達の問題が残ると言うわけだ」

「それであの、仁は助けてもらえるんですか?」

 恐々とユキが聞いた。

「それは仁次第になるが」

「どういうことですか?」

「私がトイラを人間に変えられる話は知っていると思うが、それをするにはある準備が必要なんだ。そのことをユキは全て知っているのかい?」

「いいえ。すべて仁が準備を整えたって言ってたのを知ってるだけです」

 カジビは今度はトイラの方に問いかけた。

「トイラ、君はそのことに納得しているのかい?」

「もちろんそんなこと納得できるわけがないだろう」

 トイラは気持ちをぶつけるように叫んでいた。

「一体何を話しているの?」

 ユキには話の内容が見えなかった。

 カジビは自分の口からは何も答えられないと首を横に振った。

「暫く、話し合う時間が必要だな。ニシナ様もそうすべきだと、もう少しトイラにその体を与えているみたいだから」

 カジビは楓太を連れて離れていった。