「ああ、そうだ。一度赤石が狙われていると噂が流れると山の者たちはひと一倍警戒して、ニシナ様をお守りした。そして本物を盗んだカネタはまんまと騙されて、手にしていたものを偽物と思い、それを捨ててしまったのさ。それからもう一度チャンスを窺いキイトの命の結晶の赤石を狙っていたというわけだ。そこにセキ爺と花梨の出来事が加わってややこしくなってしまったが、これで赤石のことは全て解決した」
カジビはキイトの命の結晶にキスをした。
そこにはどんな思いがこめられていたのだろうか。
カジビの瞳が薄っすらと潤んでいる。
「さあ、キイト。お前はもう自由だ。好きなところに行くがいい」
カジビがそう呟くと、命の結晶はまばゆい光を放ちて宙に浮いた。
そして全てが光となって徐々に形が消えていく。
最後に目に幻影だけが焼きついていた。
「あれでよかったの? カジビはキイトの事が好きだったんでしょ。形は違えどそんな簡単に彼女を手放せるものなの」
ユキは自分とトイラを重ね合わせていた。
「私はキイトを束縛できない。彼女が望めばそれに従うしかないのさ。私もキイトを愛しているからね」
本物の赤石がまた強く光り輝き出した。
カジビはキイトの命の結晶にキスをした。
そこにはどんな思いがこめられていたのだろうか。
カジビの瞳が薄っすらと潤んでいる。
「さあ、キイト。お前はもう自由だ。好きなところに行くがいい」
カジビがそう呟くと、命の結晶はまばゆい光を放ちて宙に浮いた。
そして全てが光となって徐々に形が消えていく。
最後に目に幻影だけが焼きついていた。
「あれでよかったの? カジビはキイトの事が好きだったんでしょ。形は違えどそんな簡単に彼女を手放せるものなの」
ユキは自分とトイラを重ね合わせていた。
「私はキイトを束縛できない。彼女が望めばそれに従うしかないのさ。私もキイトを愛しているからね」
本物の赤石がまた強く光り輝き出した。



